企業が生き残り、繁栄するには2つの道しかないと説く。顧客にとって上質であるか、手軽であるか。
上質とは愛されることであり、手軽さとは必要とされること。もっと言えば必要とされなくても愛されればよく、愛されなくても必要とされればいい、と。たとえば前者はルイ・ヴィトンなどのラグジュアリーブランドであり、後者はマクドナルドやウォルマート。どちらにも属さないのが「不毛地帯」であり、そこに陥ると衰退の一途を辿る。
論理がシンプル過ぎてつい鵜呑みにしてしまいそうだが、多くの実例が示されており納得せずにはいられない。また、企業のみならず一個人にも当てはまりそうな論理だ。
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2012年5月29日
- 読了日 : 2012年5月29日
- 本棚登録日 : 2012年4月17日
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