トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか

  • プレジデント社 (2010年7月6日発売)
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企業が生き残り、繁栄するには2つの道しかないと説く。顧客にとって上質であるか、手軽であるか。
上質とは愛されることであり、手軽さとは必要とされること。もっと言えば必要とされなくても愛されればよく、愛されなくても必要とされればいい、と。たとえば前者はルイ・ヴィトンなどのラグジュアリーブランドであり、後者はマクドナルドやウォルマート。どちらにも属さないのが「不毛地帯」であり、そこに陥ると衰退の一途を辿る。
論理がシンプル過ぎてつい鵜呑みにしてしまいそうだが、多くの実例が示されており納得せずにはいられない。また、企業のみならず一個人にも当てはまりそうな論理だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2012年5月29日
読了日 : 2012年5月29日
本棚登録日 : 2012年4月17日

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