「21世紀の太宰治」こと滝本竜彦のエッセイ。イタすぎて面白い。馬鹿さ加減に愕然としながらも時折ハッとさせられ、ダメさ加減に我が身をも投影する。
ある意味でレイちゃんの純愛物語ともとれる本作、エッセイなので何か特別なオチがあるというわけでもなく、ちょっと尻切れとんぼで終わるのが気になった。まあエッセイなので、作者が生き続ける限り超人ロードは続いていくのだものな。これはこれでいいのかも?
キノコの話ら辺が一番面白かった。
ちなみに作中の、バリ島でキノコオムレツを食べてパニック障害になった「滝本さんが尊敬するあるアーティスト」とはおそらく大槻ケンヂだと思われる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2019年2月19日
- 読了日 : 2019年2月19日
- 本棚登録日 : 2019年2月19日
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