再読。
ある講義で使うために一つ詩を選んでいたんだけど、いいのがありすぎて迷った。最終的になにを選んだかは内緒。
共有しなくていい感情に同意されるのがわたしは大嫌いで、痛みとか孤独とかに対して簡単に「わかる」って言われると本当に腹が立った。
わからないよ。
少なくともあなたがわかっているそれとはたぶん違う。
あなたが同調した時点でそれは別のものだ。
わかりあえない部分を尊ぶべきだと思うし、大切にしたいし、あるいはしてほしいと思っている。
タヒさんの言葉はそういうものを簡単に理解せずに理解から離れた場所から突き放してくれるから好きだ。
そして抱きしめてくれるから好きだ。
言葉にした時点で自分が前以って持っていた意味とはかけ離れてしまうから。
「千年後、ぼくは泣いている。孤独などなかったこの人生をどうか終わらせないでください。」
読書状況:読み終わった
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再読
- 感想投稿日 : 2019年6月15日
- 読了日 : 2019年6月15日
- 本棚登録日 : 2019年6月15日
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