混在する現実と幻想。
と聞いて、観終わった後に思い浮かべたのが『パーフェクト・ブルー』だったのだが、やはりいろいろ言及されてるみたいね。
現実と幻想の区別がつかなくなり、次第に狂気に堕ちていく。
「君の道をふさぐ者は君自身だ」という言葉。最後にニナが殺したのはライバルではなく自分自身だった。
ラストは悲劇でありながら見方によってはハッピーエンドであるという『白鳥の湖』に則った幕の閉じ方であった。
痛そうなシーンが多かったけど面白かったな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
サスペンス
- 感想投稿日 : 2019年12月1日
- 読了日 : 2019年11月30日
- 本棚登録日 : 2019年12月1日
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