H29.8.12 読了。
出口のない海というタイトルに魅かれて、購入。人間魚雷の回天の話。とても読みやすく、喜怒哀楽の感情が次々顔を出しながら、一気読みしてしまった。
・「俺はな、回天を伝えるために死のうと思う。」。
・「常に生と死の間を心が揺れ動き、確かなものがない。」
・「約束された死によって、生は鮮やかに彩られ、限られた時間を生きているのだという確かな実感がある。」
悲しい記憶は、語り続けていかなければいけない。この本は、未来に残してほしいと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月12日
- 読了日 : 2017年8月12日
- 本棚登録日 : 2017年7月10日
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