何度もうるっとして、地下鉄内で読んでいて、そんな自分に驚く。香織と早苗は、別々の地(神奈川と福岡)で、武士道の認識を深めてゆく。ともに、成長していく姿が美しい。実際の剣道は、見ていてもその速さや技についていくことができない。それを乗り越えさせて面白くわかった気にさせてくれる。著者は、『ジウ』や姫川シリーズでもいえる、シリーズ化がうまい。高校生活最後の一年がたのしみ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年7月12日
- 読了日 : 2015年7月12日
- 本棚登録日 : 2015年7月12日
みんなの感想をみる