邦題は「世界大不況からの脱出 なぜ恐慌型経済は広がったのか」。クルーグマンは1999年の時点でこの前の世界大不況を予言していた、ていう本。確かに、おても説得力があった。そうか、これを1999年の時点で、見通していたか、と。でも、僕が思うに、経済ってのは定期的にいつかは壊れる、そういうコワレモノっていう部分が常にあると思う。だから、ここから立ち直っても、また何年かしたらどこかで経済はおかしくなって、で、世界はまたおかしくなって、てことにきっとなるんだろうな、て思う。たぶんね。だって、結局、経済に一番影響を与えるのは、人間の心理の揺れの部分なのだから。(11/6/15)
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- 感想投稿日 : 2012年8月8日
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- 本棚登録日 : 2012年8月8日
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