かいけつゾロリ きょうふのようかいえんそく (46) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の新・小さな童話)

  • ポプラ社 (2015年1月2日発売)
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感想 : 32
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2009年の冬にでた「かいけつゾロリ」のだい46さく。
初回ばんには、さくちゅうにでてくる「イシシかノシシのおもしろへんしんマスク」つき。

ゾロリせんせ、イシシ、ノシシは6にんのようかいのこどもたちとドラキュラじょうをめざすことに。
ところが、とちゅうにあったわかがえりのいけの水をのみ、イシシとノシシはあかちゃんになってしまった。
ゾロリはぶじにもくてきちへたどりつき、ごほうびの「えいえんの いのちの フルーツ」をたべることができるのか?

子どもむけの本なのに、「けっこんサギし」とか「ひよわな げんだいっ子を きたえてみせる」といったことばがでてくるのがおもしろい。

『えんそくの しおり』にのっているようかいのめいしょきゅうせきや、6にんのようかいがそれぞれなんのようかいかというなぞときなど、こんかいもこまかいところまでほんとうによくかかれている(でも、子どもにはこのすごさがわからないだろうな)。

たった100ページほどの絵本だけど、すみからすみまでさくしゃの遊び心がつまっていて、これだけかくのはやっぱりはんとしくらいかかるのだろうなとおもった。
このさき「ゾロリ」のさいしんかんがでるたびにかってしまいそう。

(「ゾロリ」仕様で、漢字をあまりつかわずにかいた。よみにくい…)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月13日
読了日 : 2010年4月12日
本棚登録日 : 2020年6月12日

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