伊坂幸太郎の「バイバイ・ブラックバード」を読んだので、青空文庫で元本を読んでみた。
太宰治と言えば、だいぶ前に、「人間失格」とか「斜陽」といった暗い作品しか読んでおらず、本作品を読んでみて、コメディー調のテンポのいい作風に驚かされた。夏目漱石の「吾輩は猫である」のよう。
こんなに面白い作品なのに、未完なのが残念でしょうがない。なぜ、自殺する前に終わらせてくれなかったのか。。。
綺麗な服を着て化粧をすれば絶世の美女に変身するのに、不潔で汚い服を身にまとう怪力、大食い、鴉声のキヌ子のキャラがすてき。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年4月20日
- 読了日 : 2019年4月20日
- 本棚登録日 : 2019年4月20日
みんなの感想をみる