創氏改名は、届出は朝鮮人の任意としながらも、その実行に際してかなりの圧力がかけられた、いわゆる「自発性の強要」があったということ、また創氏改名は「内鮮一体」に表わされるスローガン、同化政策の一種であった一方、日本人と朝鮮人の差異化を図るベクトルも働いたということ、この2点を提示したい本。資料を元に創氏改名の歴史が語られ参考になったが、著者自体の思い込みが強く木をみて森があることを予測する論理が目立ち、辟易もした。
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- 感想投稿日 : 2009年12月15日
- 本棚登録日 : 2009年12月15日
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