さち子さんに一目惚れしてしまって、一巻が発売されるのをいまかいまかと待ち望んでいました。
下宿先で出会ったさち子と慎は、揃いの茶碗のように、二つで一つセットなんだと思わせるお似合いなカップル。しかし、慎のちんぽがさち子には大きすぎて二人は繋がり合うことができない。
これは、ちんぽに振り回される男女の悲しみと愛の物語。
よって、作中にはたくさんちんぽが出てきます。でもね下品じゃなくて、全部切実なちんぽなんです。切実なちんぽってなんだよって感じだけれども、こればかりは読んで下さいとしか言えない。
ちんぽが「入る・入らない」「入れたことがある・ない」に関わらず、読んでほしい。ここに描かれているのは、誰にでも関係のある性のことだから。
ゴトウさんのマンガでは、人の表情が丁寧に描かれていて、入らない悲しみと入れたい必死さが原作同様よく伝わってきました。お気に入りのシーンは、慎さんがさち子さんに「付き合って下さい」って言うところ。二人の赤くなった顔がとにかく可愛くて、大好きになった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ヤンマガKCスペシャル
- 感想投稿日 : 2018年11月13日
- 読了日 : 2018年9月9日
- 本棚登録日 : 2018年11月13日
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