小さい頃から霊の存在を身近に感じながら、様々な出来事を経験した女性・高村英さんが、東日本大震災の翌年に次々と亡くなった方々に憑依され(微妙に状況が違うようだが)、宮城県・通大寺の金田住職に30人以上を除霊してもらったというエピソードを記している。
精神病と診断されるのではと、誰かに相談したり病院などに行くことを躊躇っていたが、あまりに数が多く、体を乗っ取られて普段の生活か難しくなることも。そんな時、ネット検索から導かれるように通大寺へ。住職は、除霊の専門家では無いというが、丁寧に高村さんと霊から話を聞き、霊を光のある場所へ導く。
著者は、憑依と除霊の真偽には踏み込まず、高村さんと住職から聞いた話を客観的に記している。実は住職も、霊の存在を肯定も否定もしていない。困っている高村さんを助けるためにどうするか考えて、危機を乗り越えたという。
誰が話している、感じていることなのか、それが何時のことなのか、分かり難く感じる部分が幾つかあった。読み手の集中力の問題?
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- 感想投稿日 : 2022年2月6日
- 読了日 : 2022年2月5日
- 本棚登録日 : 2022年2月6日
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