この本を読むのは2回目だが、「舞踏病」以外の他の3編は内容を憶えていた。実はよく考えるとこれは凄い事で、これは如何にこの短編集が自身にとって印象深かった事を須らく証明していることになる、のだが、「今」読み終わった感想としては、いささか荒唐無稽に過ぎる内容だなと認めざるを得なかった。
しかし、「ある騎士の物語」のセンチメンタリズムは今なお健在だった事、「近況報告」の難解さは久方振りの頭脳労働を楽しめた事を付記しておこう。
これは偽らざる感想なのだから。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ&エンタテインメント(国内)
- 感想投稿日 : 2018年4月25日
- 読了日 : 2018年4月25日
- 本棚登録日 : 2018年4月25日
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