これはダニーを超能力者に設定した事である意味全てが決まってしまったと云っていい。状況を盛り立てる為のホラー性は無論だが、ほとんど無力なティナとエリオットがさほど危機一髪な目に遭わないでトントン拍子にダニーと出逢えてしまうという御都合のいいストーリー展開もそうである。
更には最後の宿敵になる筈だったアレクサンダーなど戦わずして惨めな結末を迎えるといった、まるで作者が途中で物語を放棄してしまった感すら窺える。
ただこの作品、続編がありそうな気配もあるが、どうだろうか?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ&エンタテインメント(海外)
- 感想投稿日 : 2019年5月10日
- 読了日 : 2019年5月10日
- 本棚登録日 : 2019年5月10日
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