泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし

著者 :
  • 清流出版 (2014年12月5日発売)
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本棚登録 : 78
感想 : 6
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著者がニューヨークで出会った、さまざまな人との交流をつづったエッセイ集です。

各エピソードにはそれぞれメインとなる英語の一言フレーズ(日本語訳付)も載っていて、描かれているその場の雰囲気を少し身近に感じることができます。

紹介されているエピソードはどれもユーモアと優しさにあふれていて、心が温かくなるものばかりですが、時には著者が辛い思いをしたエピソードも。

でもそんな体験からでも、最終的には何かポジティブなものを得られているのは著者の素敵な所であり、このような人柄だからこそ、かけがえのない一期一会な人との出会いをたくさん経験されているのではないかと思います。

「私もこんな素敵な出会いをしてみたい」
「普段のありふれた日常の中から“魔法”を見つけたい」
読みながらそう考えずにはいられませんでした。

図書館スタッフ(東生駒):ルブリル

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帝塚山大学図書館OPAC
https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/802001

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館おすすめ本 ~2017
感想投稿日 : 2016年6月6日
読了日 : 2015年12月4日
本棚登録日 : 2015年4月20日

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