今話題になっているTPPに関し、知識を得るため購入。
本著の中にある、APEC前後に日本はTPPへの参加を表明した。
今まで日本が取り組んできたFTA/EPA等の経済協定についても触れられていたので、比較検討することができわかりやすかった。
マスメディアではとりわけ農業への議論盛んであるが、金融面その他安全保障等にも細かく記載がありわかりやすかった。
今回は、反対派の本だったので次回は賛成派の本を読んでみたい。
・コメの輸入関税778%という数字はWTOのミニマムアクセス米を毎年77万トン(国内のコメ消費の8%)を受け入れることで抱き合わせられている
・オリジナルのTPPの目的
この協定は商業・経済・金融・科学・技術および協力分野をカバーする。
この協定の諸利益を拡大し加速するために、加盟国によって合意が得ら れれば協定はほかの分野にも拡大される。
・日本は先進国とはWTOで調整を図り、新興国とはFTAあるいはEPAで貿易を推進してきた。これは自国を不利な立場に置かないという意味だけではなく、貿易の将来性を考えるという点でも十分に戦略的だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年11月27日
- 読了日 : 2011年11月27日
- 本棚登録日 : 2011年11月27日
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