「ぼくの名前は高倉健。映画俳優の仕事をしている。もう四十年以上も映画の仕事をしている」。南極から北極まで、インドからアフリカまで、撮影ロケでさまざまな場所に行った健さんが、そこで体験し感じたことを綴った絵本仕立てのエッセイ集。その中に、画家・田中一村とハンセン病の少女との交流を描いた「奄美の画家と少女」が収録されている。母と離れさびしい日々を過ごす少女のために、母親の絵を描く画家の優しさに、健さんの面影が偲ばれる。
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- 感想投稿日 : 2015年11月17日
- 本棚登録日 : 2015年11月4日
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