「バッド・クォートに憑く幽霊」
マフラーの色だけが。
どこまで聞かれたら答えればいいのか、これを明確に説明していなかったからこそバレてしまったのだろう。
「TO MY SISTER」
出会いは最悪であり。
物語としては不完成なものだったとしても、幼い子との遊びの中でバットエンドは流石に描けないだろうな。
「アナグラム・プログラム」
抱いていた違和感は。
無意識だったのかもしれないが、触れられたくない部分だったからこそ会話の中でも遠ざけていたのだろう。
「著者には書けない物語」
二つの選択肢がある。
最後まで物語を創りきれなかったとはいえ、バラバラにしておいても読み手の解釈でなりたつのは才能だろ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
河野裕
- 感想投稿日 : 2024年1月4日
- 読了日 : 2024年1月5日
- 本棚登録日 : 2024年1月4日
みんなの感想をみる