「遊星よりの問題X」
魔法陣の立方体を作る。
もしも違う物を入れてしまっていたら、逆に計算式は完成できずに終わっていたのかもな。
あっさりと居場所を教えたということは、彼にとって有能な者ではなかったのかもしれない。
「鳩の巣が足りなくても」
追い出す事は考えない。
本来の目的を果たすだけでいいのなら、始めから別の場所でやることはできなかったのか。
一人の行いのせいで去る事になったのかもしれないが、それだけが原因ではなかったのでは。
「パップス・ギュルダン荘の秘密」
少しずつ変化する場所。
生前に全てを教えてもらったとしても、彼自身に知識が無ければ出来なかった事だろうな。
ナビを頼らず道に迷ったのは問題だが、文句を言うのであれば自身で運転すればいいのでは。
「京都、別れの二次関数」
座標に見立ててみると。
分かりやすく完璧な情報ではあるが、数学の知識が0の人間には難しい答えだったかもな。
階級による上下関係も重要かもしれないが、拘りすぎると知らぬ内に独りになりそうだよな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
青柳碧人
- 感想投稿日 : 2022年6月22日
- 読了日 : 2022年6月23日
- 本棚登録日 : 2022年6月22日
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