「浜辺にて」
旅先は想い出が残る場所。
奮発し特注の品を作るまではいいが、それが壊れてしまった時に修理してもらうことを思うと少し考えてしまいそうだ。
「茸の家」
落ちてしまったところは。
どんどん知らない景色になっていく状況で冷静になどなれないが、止まって人目についた時に走るべきじゃなかったな。
「潮騒浪漫」
語り始めた物語は異国の。
もしも全てが真実であったとすると、植物の助けがなければ無謀なことをして真相を確かめた後に死亡していただろう。
「鎮守の森」
何を対価にしたとしても。
誰にも知られることなく消えていってしまったが、護りたかった存在がどうなったのか知りたいと思わないのだろうか。
「空を行く羽根」
沈んでいった友人たちに。
大丈夫だと背中を押して欲しかったのだろうが、それは誰でもいいわけではなく「みんな」にお願いしたかったろうな。
「Good Luck」
どうしても阻止したい事。
わざわざ自宅を出てまでしていたのは人目の問題もあるだろうが、そうしてしまう理由が家にあったのかもしれないな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
村山早紀
- 感想投稿日 : 2023年10月17日
- 読了日 : 2023年10月17日
- 本棚登録日 : 2023年10月17日
みんなの感想をみる