「白猫とおにぎり」
何度謝っても足りない。
もしもと言い出したらきりは無いが、準備万端で冒険に出て限界だと気づいた時に終わりと言えていたら変わったことはあるかもな。
「黒猫とラーメン」
悲しみに暮れた日々に。
離れたからこそ相手のことを想う余裕が生まれたのかもしれないが、いつまでも続くと思わず行動していれば想い出は増えてたかも。
「サバトラ猫とみそ汁」
唯一の家族であったが。
どんな出会いであろうと共に暮らしていた者であったからこそ、話すことにより別れが来てしまうのが嫌だったのではないだろうか。
「ちょびひげ猫とコロッケパン」
強いと思い込んでいた。
子供の前で弱い姿を見せずに最期まで頑張っていたからこそ、何歳になっても会うことで安心できると思っていたのかもしれないな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
高橋由太
- 感想投稿日 : 2022年12月15日
- 読了日 : 2022年12月16日
- 本棚登録日 : 2022年12月15日
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