断章のグリムI灰かぶり (電撃文庫 こ 6-14)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス (2006年4月10日発売)
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感想 : 154

「終わりと始まり」
プリントを届けに来たが。
明らかに普通ではなくとも、目の前に突然現れたら対応など出来ず呆然としてしまうだろうな。

「傷を負った騎士」
仲間の紹介だけのはずが。
どんな形であれ関わってしまった以上、簡単に逃げることなど出来ず闘わざるえないのかもな。

「灰かぶりの欠片」
皆が知る物語とは違う話。
些細なことですらトリガーになるのであれば、下手に室内で生活を送る事すら危険なのかもな。

「魔女と魔女の死」
何かを抱えて生きている。
能力の関係上仕方ないといえばそれまでであるが、トラウマを忘れられないのは辛いだろう。

「葬送そして葬送」
サクサクと聞こえる音は。
誰もが異形に飲まれて普通でなくなった時、正気を保ったまま居続けることは不可能だろうな。

「終わりの始まり」
灰被りが襲う人の関連性。
傍から見れば異常な状態で歩き回っていたというのに、誰一人とて気付くことはなかったのか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 甲田学人
感想投稿日 : 2023年4月15日
読了日 : 2023年4月16日
本棚登録日 : 2023年4月15日

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