クラーク巴里探偵録 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2014年2月6日発売)
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本棚登録 : 308
感想 : 36
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『人魚は空に還る』シリーズ、そしてこの『クラーク巴里探偵録』と読みました。これらの作品の時代と時代の隙間の薄暗い雰囲気、好きです。淡々と解決されていく日常の謎解き、その裏で刻々と進んでいく裏切り。一度は暗闇に閉ざされたハルだけれど、また顔を上げることが出来てよかった。孝介の気持ちは深く描かれてないけれどハルを大切に想う気持ちがちゃんと伝わってくるのが、やっぱり三木さん。お気に入りの作家さんを見つけて最高な気分。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学:著者ま行
感想投稿日 : 2016年9月2日
読了日 : 2016年9月2日
本棚登録日 : 2015年11月20日

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