島田さんの本。
ずいぶん前に読みましたが、最近監査対象部門への事前説明資料をバージョンアップさせようと思い、この本を思い出しました。
第7章に監査を受ける側のポイントがまとめられています。
キックオフや監査通知に盛り込んで、監査対象部門との関係を少しでも良好にしていきたいものです。
財務報告目的の監査偏重に警鐘を鳴らしてきた島田さんだけあって、内部監査の本領がどこにあるのか、わかりやすく(いやほんとに読みやすい文章です。さすがです)、書かれているので、文字通り「入門」としてよい本ですね。
ただし、準拠性監査中心の監査部門さんで、これからそれを変えよう!というのでもない限り、読んでもあまり意味ないかもです。
コンサルティング型監査、経営目線の監査は、それだけ準拠性とは一線を画すものだと思います。何せ、正解がないのですから。
僕もよく失敗します。監査したはいいけど、、、
精進あるのみ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経営
- 感想投稿日 : 2012年6月30日
- 読了日 : 2010年7月4日
- 本棚登録日 : 2010年7月4日
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