カナダ人絵本作家で、吃音のある詩人をささえた少年の日のできごと。
「ぼく」の心をすくった美しい川の光景が、心情あふれる言葉とみずみずしい絵によって胸にせまる絵本。
『朝、目を覚ますといつも、僕のまわりはことばの音だらけ。そして、ぼくには、言えない音がある』本書より一部抜粋
「どもり」は差別用語となっているようです。吃音症の人は日本では約120万人、世界では約7千万人いるといわれ、2歳から5歳の間に発症することが多いそうです。
あれはダメ、これもダメと言い出すと切りがありませんが、それぞれの人には触れてほしくないことがあるかもしれません。
僕にもダメなことがあり、耳が赤くなり赤面して、眼から大粒の涙が流れてランドセルを放置して小学校から自宅に逃げて帰ったことがあります。これは秘密です
この絵本が、子どもたちの教育に活かされることを願います。
読書は楽しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2022年5月9日
- 読了日 : 2022年5月7日
- 本棚登録日 : 2022年5月6日
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