実は文庫化されるのを待っていたのですが、待ちきれなくて買って読んじゃいました(笑)
有川作品は、凄いですね・・・読んでいると気分がいいというか安心感がありますね。「ぶんがく」は、文学と漢字表記されますが、「文楽」(ぶんがく)でもいいのではないかと思うのです。そうですこの作品に関しては、文を学ぶのではなく、まさに文を楽しむという感じです。
さて、心無い不届き物を相手に見て見ぬふりをできない「三匹のおっさん」の奮闘する姿は、昔良き時代の頃を彷彿させるものがありますね。
だからと言って、現代が乱れきっているとは思いませんが、悪いのは社会全体の風潮の様な気がしてきました。そういう点を有川さんが、指摘しているような気がします。
様々な社会の悪しき風潮を、「三匹のおっさん」シリーズで正して頂ければいいのにって思いました。このシリーズは、もう終わりなのでしょうかね?
今回も楽しませていただきました。お薦め作品です。文句なしです!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
現代小説
- 感想投稿日 : 2013年8月4日
- 読了日 : 2013年8月4日
- 本棚登録日 : 2013年8月4日
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