Add滅びゆく機械のソナタ (角川スニーカー文庫 171-12)

著者 :
  • 角川書店 (2007年3月1日発売)
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本棚登録 : 46
感想 : 2
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短編集だけ読んだことのあったAddシリーズ、
長編版は初めて読みました(しかも最終巻)。
短編集に比べて本編は叩かれていたのが読むとよくわかりました。

短編とちがい、回りくどくて進まないのでイライラするうえに
主人公・コウの趣向である「マンガの法則」がシリアスな場面でも
出てくるので、これもイラっとします。
設定はとても面白いのに、微妙に作者の主張もブレてる気がして、
どうにもスッキリとしません。

とても難しい主題なので、いわゆる一般的に使われていた
「役不足」の印象を受けます。
(ちなみに本来の「役不足」は逆の意味です)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少年小説系
感想投稿日 : 2012年5月6日
読了日 : 2012年5月6日
本棚登録日 : 2012年5月6日

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