短編集だけ読んだことのあったAddシリーズ、
長編版は初めて読みました(しかも最終巻)。
短編集に比べて本編は叩かれていたのが読むとよくわかりました。
短編とちがい、回りくどくて進まないのでイライラするうえに
主人公・コウの趣向である「マンガの法則」がシリアスな場面でも
出てくるので、これもイラっとします。
設定はとても面白いのに、微妙に作者の主張もブレてる気がして、
どうにもスッキリとしません。
とても難しい主題なので、いわゆる一般的に使われていた
「役不足」の印象を受けます。
(ちなみに本来の「役不足」は逆の意味です)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年小説系
- 感想投稿日 : 2012年5月6日
- 読了日 : 2012年5月6日
- 本棚登録日 : 2012年5月6日
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