タイトルといいジャケット写真といい、ボールドのCMをどうしても連想してしまうのですが、これは狙っての事なのでしょうか。もち、ふわ、PON!
という冗談はさておき、いきものがかり通算6枚目のオリジナルアルバム。気が付けばメジャーデビューからはや9年。海老名で無料ライヴに何度も通った事ももはや遠い昔ですが、その頃からきっちり真っ直ぐに正当進化した彼らのサウンド、今回も納得の出来栄えです。
森山直太朗さん辺りを筆頭に桜ソングの発売はすっかり春の定番化し、名曲がいくつも誕生しています。しかしアーティスト自身が「春の歌い手」とイメージできる方となると、なかなか多くないものです。代表格は「桜の雨、いつか」や「サクラ・フワリ」を擁する松たか子さんかと思っていたのですが、いきものもどっこい負けてはいなかった。「花は桜 君は美し」「SAKURA」に加え、また一つ桜の名曲を本作で重ねてきました。
「春」。じんわりと沁みました。空を見上げたくなりました。
-春はもうそこにあるよ
今やJ-POPの中心に位置するいきものがかり。来年の春は、その次の春は、そして夏は冬はどんな名曲に出会えるのか。わくわくします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
CD
- 感想投稿日 : 2016年9月11日
- 読了日 : 2015年3月27日
- 本棚登録日 : 2016年9月11日
みんなの感想をみる