すぐれた組織の意思決定: 組織をいかす戦略と政策

著者 :
  • 中央公論新社 (1999年4月1日発売)
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感想 : 3
5

先輩の勧めで読んだ。本当はじっくり読みたかったのだが、あまりに時間がなく、更に母校の図書館で借りちまった上、返却リミットが来てしまったため、さらりとしか読めてない。絶版とのことなので、マーケットプレースで発注。

以下、一部引用

■『みずから最初の意思決定を覆すことは、最初の判断が誤りであったことを公に認めることである。無能と言われるよりは、コミットし続けることによって、自己の面子を保つことを選ぶ場合もある。
... 組織内に敵が存在する場合には、間違いを認めることは致命的かもしれないという恐れもある。』
■このような印象操作を防ぐにはどうしたらよいのだろうか。それには、印象操作を超えて「すぐれた意思決定」を行うことを積極的に評価する報酬システムや共有された価値という意味での文化を、組織内に作る必要がある。

非常に勉強になった。なんでこの良書が絶版なんやろう?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年9月19日
読了日 : 2011年8月4日
本棚登録日 : 2011年9月19日

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