芥川龍之介「トロッコ」
楽しそうなトロッコに乗せてもらいウキウキ気分であったが、知らぬ間に遠くまで来てしまい、「もう遅いから小僧は帰りな」と言われ泣きそうになりながら走ってうちに帰るというシンプルな話。
確かにシンプルではあるが、私にも同じような経験があり懐かしい気持ちにさせられた。子供の好奇心や感情の動きが活き活きと描かれており、まるで自分のことのように感じさせる芥川龍之介の表現力に感服する。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年3月4日
- 読了日 : 2015年3月4日
- 本棚登録日 : 2015年3月4日
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