新書839「おもてなし」という残酷社会 (平凡社新書 839)

著者 :
  • 平凡社 (2017年3月15日発売)
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本棚登録 : 165
感想 : 16
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わかりやすく、今の過剰サービス社会とそれに疲れる労働者たちのしくみが書いてあった。

中程はやや冗長。

最後のまとめが、レジリエンスとリフレーミングだったのだけど、それってワタミの「やりがい搾取」となんの違いがあるのか明確にされてないのでがっかり。

でも、客観的に自分の置かれた環境がわかるのでぜひサービス業、特に接客業や看護師、教師などは読んだ方がいいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 評論
感想投稿日 : 2018年1月21日
読了日 : 2018年1月21日
本棚登録日 : 2017年6月14日

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