お能の曲目を下敷きにした8話短編集。
能とは全く別物になっているが、これはこれでおもしろい。元話より人間の欲望が前面に出ていて、ゾッとする。
お能の幽玄さや哀れ、幻想的な感じを言葉だけで表現するのは不可能かもしれない。だからこそ意欲的な挑戦作。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年6月27日
- 読了日 : 2020年6月22日
- 本棚登録日 : 2020年6月19日
みんなの感想をみる