「高性能でミドシップの市販車」たるスーパーカーの歴史を描いた大著。本書は時代の大きな流れの中での何代(台)にもわたるクルマの進化と人間模様を描いた大河ドラマのようである。
スーパーカーは決して何でもありなクルマではなく、「高性能」「ミドシップ」「市販車」という制約を開発者とメーカーの知恵と決断で乗り越えた歴史の積み重ねであることを教えてくれる。
実車の写真はわずかであるものの、それぞれのクルマのエンジン、キャビン、駆動系のレイアウトを示した側面図がそれを補い、また、クルマの性格を雄弁に語っている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
車の話
- 感想投稿日 : 2013年1月27日
- 読了日 : 2013年1月27日
- 本棚登録日 : 2012年12月31日
みんなの感想をみる