22編の短編集。初めは、互いに関連のないイメージの羅列のような感じだったのが、次第に「この“僕”と“僕”は同一人物かな?」と思う話が続き、最後の「あとがき」まで読んで一連のビーズのような話の連なりが見えます。でも、やっぱり関連のないお話たちもあって。図書館の地下、バリ島ビーチ、パタゴニアの牧草地帯。ゆったりとした時間の流れを感じられる短編集でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(現代・一般)
- 感想投稿日 : 2007年3月16日
- 読了日 : 2007年3月16日
- 本棚登録日 : 2007年3月16日
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