マルチヴァクさんの所でアシモフ談義をしたのをきっかけに、久しぶりにロボットものを読みたくなりました。アシモフのロボット物の短編集のうち、もう一冊の「われはロボット」はロボットの盛衰を時代を追って並べたものですが、この作品集はどちらかと言うとその選に漏れた作品を集めたものです。その為かややまとまりに欠ける作品集ですが、最後の4編は私の好きな(そしてアシモフの恋人)スーザン・キャルヴィン物です。
改めて読んでみると、今のSFに比べ単純で、ある意味パルプマガジン的な要素も多いのですが、やっぱり安心できると言うか、そのシンプルな楽天主義がアシモフの持ち味だと感じさせます
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
サイエンスフィクション
- 感想投稿日 : 2017年11月16日
- 読了日 : 2002年6月20日
- 本棚登録日 : 2017年11月16日
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