ジュラシック・パークのマイクル・クライトンのタイムマシン物。映画化され1/17より上映。
幾つものSF風の作品を描いているクライトンですが、どうもSFとは言いかねて「アクション」のジャンルに入れました。
クライトン「らしい」作品です。博士の救出に中世に送り込まれた若手歴史学者たちが、幾多の困難を乗り越え無事帰還する。後ろに立つのは利益を求めるハイテク企業となれば、背景こそ異なれ、大きなストーリー立てはジュラシック・パークと同じです。
さすが、ストーリーテリングの美味さを感じさせますが、一方でどうも主人公たちの個性が弱い感じも受けました。そのあたりが減点対象でしょう。
ひょっとしたら、本より映画で楽しむべき作品かもしれません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アクション
- 感想投稿日 : 2017年11月8日
- 読了日 : 2004年1月10日
- 本棚登録日 : 2017年11月8日
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