tokiredさんの感想・レビュー

リア王 (白水Uブックス (28))

著者 : ウィリアム・シェイクスピア 小田島雄志

• 白水社 (1983年10月1日発売)

最初から最後まで･･･悲劇の連続。
まさに、
「これがどん底」などと言えるあいだは本当のどん底ではない。

エドマンドに騙されてエドガーを見捨てたグロスターよりも、
自分の意思でコーディ―リアを見捨てたリア王の方が、
やはり悲惨な度合いは高いか｡｡｡

と考えながらも、
誰が一番悲惨かを考えること自体が無意味だと気づいた。

感想投稿日 : 2017年10月3日

読了日 : 2017年10月3日

本棚登録日 : 2017年10月3日