二次元のベクトルと行列から始まり、固有値、固有ベクトル、複素ベクトル空間、固有方程式、固有空間、線形写像の多角化可能性、内積、正規作用素、射影作用素、随伴作用素、エルミート作用素、ユニタリー作用素までをわかりやすく説明したのち、積分方程式、フレードホルムの理論、ヒルベルト空間の導入、ヒルベルト空間での自己共役作用素、閉部分空間、有界作用素など…
とてもわかりやすく、おもしろい読み物。
ただし、難しいところには証明なく紹介とかしている。例えば、区間上の2乗か積分関数がヒルベルト空間をなすことの証明などは、ルベーグ積分が必要だからそっちでやってねーという感じ。
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カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2008年5月19日
- 本棚登録日 : 2008年5月19日
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