いかにして問題をとくか・実践活用編

著者 :
  • 丸善出版 (2012年4月20日発売)
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本棚登録 : 654
感想 : 38
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おもしろい。
数学を知っていると日常生活がまた違った景色になる。
扱われている論理や問題は自分には難しかったが、数学に親しむ必要があるのはよくわかった。

簡単なところから数学を学びなおし、日常的に数字で考える、数学の理論で考えるクセをつけておこう。
そうすると、いろいろなことが整理される。
問題はほぐして、自分のもっている知識をつかい、解決し、検証することが必要だ。

以下、ネットに出ていたまとめ。
おもしろかったので貼っておく。

4つのステップ
1.問題を理解すること。
問題が何であるのか。何が原因かを分析する。原因は全て列挙する。
2.計画をたてること。
可能性のある解決策を列挙して、ベストな解決を選ぶ。
3.計画を実行すること。
計画を着実に実行する。弱気にならず努力する。
4.振り返ってみること。
解決策を実行後、問題が解決したか評価する。
未解決ならば見直しを行い、問題が解決するまで繰り返す。

*帰納的な発想を用いる。
帰納とは観察や特殊な事例の組み合わせから一般的な法則を発見する手続きである。
自然数で3位までまずはやってみる。
*背理法を用いる。
間違った過程から、著しく不合理な結論を導いて、その仮定の誤りであることを示すことである。
*条件を使いこなしているか。
明らかになっている条件だけでなく、隠れている条件はないか。を考える。
*図を描いて考える。
図にはグラフも含まれる。
*逆向きに考える。
*一般化して考える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 算数・数学
感想投稿日 : 2020年10月20日
読了日 : 2020年10月20日
本棚登録日 : 2020年9月30日

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