立花隆さんが様々な研究の最先端にいる科学者7人に話を聞いていくという対談集。
これから研究が始まるという私にとってはとても刺激的で面白かったです。
このような本を読むと、研究が楽しみになってきます。
個人的に印象に残った言葉。
●動物行動学者の日高敏隆さん
「要するに生物の世界というのは、太陽エネルギーが地球の表面でしばらく遊んでいるわけですね」(P84)
●惑星科学者の松井孝典さん
「この宇宙は認識するものがあるから存在するんだ」(P153)
●精神分析者の河合準雄さん
「『ヒューマン・ネイチャーはアゲンスト・ネイチャー』ユングの言葉」(P223)
「全力をあげて何もしない」(P229)
●微生物学者の服部勉さん
「微生物ウォッチング」(P367)
もちろん、ここであげた以外の人達の話もとても面白かった。
たいてい私が読む立花さんの本は10年か20年前の本なので内容が古い。
これの現代版があれば、必ず買うのになぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
対談
- 感想投稿日 : 2013年10月23日
- 読了日 : 2011年2月9日
- 本棚登録日 : 2013年10月23日
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