世間から隔てられた修道院で育てられた賢く美しいイグナシオが輝き、果ててゆく物語。
性的な描写がものすごく多いエロ小説っぽいのに、なぜか読んだ後に目をつぶって余韻を味わいたくなるような、祈りをささげたくなるような不思議な物語。
イグナシオは天使だったんだと思う。
きっと、今の時代に天使は不適合なんだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年2月13日
- 読了日 : 2014年2月13日
- 本棚登録日 : 2014年2月13日
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