3冊目。難易度はアップしたが、それでも読んでしまうのは先が気になるから。
嘘つきグモと正直グモの謎は、昔なにかのナゾナゾで読んだ覚えがあるのだが、解き方をすっかり忘れていた。
しかし、武藤さんや渚が順を追って分かりやすく解説してくれるので、「そうそう」と思い出しつつ楽しめた。
アイシテルの正弦は、最後の最後で作者の意図したところがわかった。(ブレーキランプのところ)
数学好きがときめくプロポーズも素敵だなと思えたが、お互いに知識がないと何のことだかサッパリになるため、ハイレベルだなぁ、羨ましいなぁと素直に思えた。
数学以外にも、「知識があるからこそできるプロポーズ」があるなら、調べてみるのもおもしろいかもしれない。
五稜郭のお話は、少し感動的だった。
おそらく一度は見たと思うのだが、残念ながらその美しい形を覚えていない。
いつかまた北海道に行くことがあれば、その時こそは新たな目線で五稜郭を見つめることができるだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー・推理
- 感想投稿日 : 2012年12月8日
- 読了日 : 2012年12月8日
- 本棚登録日 : 2012年12月5日
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