元外交官の佐藤優氏がビジネスマン向けのインタビューに答えるという形式をとっている。そのため、文章量はあまり多くなくすぐに読める。
会話の進め方や初対面の人との接し方など、比較的実践しやすい内容となっているとは思うが、自分自身がが実践するにはちょっと敷居が高い。バリバリのビジネスマンならすぐ実践できると思う。
ただ、僕が読んでいてい最も印象に残ったのは「小説」に対する考え方の部分だ。
「よい小説とノンフィクションを大量に読んで、疑似体験を大量にストックしておく。(211頁)」
「(インテリジェンスは)そもそも小説の読み方が違う。必ずこの中に『生き残るヒントがある!』と、こんな読み方をするんです。(214頁)」
つまり、小説をケーススタディとして使って、それをもとに行動すれば、様々な状況に対応できる、ということらしい。
今までは「小説=娯楽」と単純に考えていたので、この考え方は目から鱗だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2011年12月13日
- 読了日 : 2011年12月13日
- 本棚登録日 : 2011年12月13日
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