てっきり小説かと思っていたが、豊富なデータをもとに作られた科学書だった。人間の生活に便益をもたらした化学薬品が、自然均衡の破壊因子として作用する点を、動物たちが死にゆく悲惨な現実とあわせて指摘している。1964年に書かれた本であるが、本書で提起されている問題は、今もなお解決しているとは思えない。
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- 感想投稿日 : 2022年9月4日
- 読了日 : 2022年9月4日
- 本棚登録日 : 2022年9月4日
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