ブクログから献本でいただきました。生まれながらにある顔の痣のせいで暗い小中学生時代を過ごす羽目になった主人公、深町、に突然かかってきた電話(それも帰宅途中の公衆電話)に出てみたら 見知らぬ女性からの賭けをもちかけられる。それは想いを閉じ込めていた痣は消してあげるので、痣のせいで淡い恋心を抱いていた小学生時代のマドンナ初鹿野との恋を実らせればか賭けは深町の勝ちだという。
実はこの卷は、続編の「僕が電話をかけていた場所」の前哨戦のような一冊なのでこれだけではオチがないので注意。最後の最後で思いの丈を初鹿野にぶっちゃけた深町に男気を感じないでもないけれどオチは何か欲しかったかな?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年9月6日
- 読了日 : 2015年9月19日
- 本棚登録日 : 2015年9月6日
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