わたしの苦手なあの子 (ノベルズ・エクスプレス 35)

著者 :
  • ポプラ社 (2017年8月4日発売)
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本棚登録 : 268
感想 : 27
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小学6年生の女子2人の成長の物語でした。
リサとミヒロの思いが交互に書かれています。
お互いの気持ちをたどることができ、読みやすかったです。家庭環境の違いや抱えている悩みがありつつ、お互いを思い、解決しようと向き合うところが良かったです。
徐々に友情が芽生えていきますが、高学年女子の素直になれなれないところや一筋縄ではいかない態度や言葉もわかりやすく表現されていると思いました。こういった友情ストーリーを疑似体験でもできるっていいなぁ。

他の作品も読んでみたくなりました。

本文から〜心に響いたことば〜
克服したいことーありのままの自分を受け入れること。
明日からも、きっといろんなことがある。でも、私には、そこに向かって踏みだす勇気がある。胸の中に、オレンジ色の光が満ちてくるのを感じた。新しい夏が始まった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書
感想投稿日 : 2023年1月1日
読了日 : 2023年1月1日
本棚登録日 : 2022年7月28日

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