広島の原爆 (福音館の科学シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店 (1995年3月31日発売)
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本棚登録 : 295
感想 : 39
5

子どもだけでなく、大人にも読んでほしい本です。
原子爆弾に対して、科学的に書かれていて、初めて知ることが多かったです。
広島と長崎に投下された爆弾の違いもわかりましたが、消化しきれなかったので、もう一度読み直したいです。


本文から
56p
・45年7月、米国のアラモゴードの砂漠で行われた最初の核実験以来、核保有国は、何百回となく、実験を繰り返してきました。その数は確認されているだけでも1951回(1993年現在)にのぼります。たびかさなる実験は、周辺の住民にも、深刻な影響与えました。
・原爆の材料となるプルトニウムは、原子炉以外からは、生産されないのです。その意味では原子炉は、核兵器と切っても切り離せない関係にあります。
57p
・…世界の被曝者数は、約3,500,000人に上ると推定されています。中でも旧ソ連の2,487,000人と米国の885,000人は群を抜いています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2022年2月4日
読了日 : 2022年2月4日
本棚登録日 : 2021年9月6日

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