徳川家康(7) 颶風の巻 (山岡荘八歴史文庫)

著者 :
  • 講談社 (1987年12月1日発売)
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感想 : 28

家康を父に持ったが故の苦悩、懊悩、葛藤、焦り、迷い。
それが、全て愚の行動へ出てしまった。
そして、最後には父の偉大さ、己の愚行を悔い、自害。
信康、21年の生涯を閉じた。
そして、武田家でも同じようなことが勝頼の身に起きる。
武田家が滅亡して、信長がまた一歩、天下取りに近づいた。
ここまで、分かりやすく、面白く話を紡ぎ出せる山岡荘八に脱帽である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2019年6月25日
読了日 : 2019年6月25日
本棚登録日 : 2019年6月25日

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