哲学用語図鑑

著者 :
制作 : 斎藤哲也 
  • プレジデント社 (2015年2月26日発売)
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主に西洋哲学を中心に紹介している。

まず

ギリシャ哲学
中世の哲学
近世の哲学
近代の哲学
現代の哲学

と続いていく。

以下、私の気に入った考え。
「キリシャ哲学」
ソクラテス・・魂への配慮。
プラトン・・イデア
アリストテレス・・フィリア

「近世の哲学」
スピノザ・・永遠の相の下
モンテーニュ・・モラリスト

「近代の哲学者」
カント・・道徳法則と定言命法、自律と人格
キルケゴール・・実存主義
フロイト・・エロスとタナトス

「現代の哲学者」
ソシュール・・言語の恣意性
ハイデガー・・被投性
レヴィナス・・イリヤと他者の顔
ロールズ・・リベラリズム
ダリデ・・二項対立
ドゥルーズ・・リゾーム

現代に生きていると哲学はあまり馴染みないものに感じてしまうが、古い歴史を見るとそれが社会を動かす種になっていたことがよくわかる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年7月27日
読了日 : 2020年7月27日
本棚登録日 : 2020年7月27日

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