プロレス少女伝説 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (1993年10月9日発売)
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クラッシュ・ギャルズ人気が最盛期を過ぎたころの三人のレスラーに焦点。
・天田麗文、デブラ・ミシェリー、神取しのぶ
目次
〇女子プロレス少女群像
零文の言葉「わたしは、今、この国で生きています。一生懸命生きてますけれども、きっと、この国では死なないでしょう」
〇彼女たちの歴史
中国帰国子女としての生い立ち、モデルやいろいろな仕事をしたミシェリー、高校の頃、ケンカばかりしていたという神取。
〇アメリカの女神たちと女相撲
アメリカの女子プロレスは男子プロレスの余興。
女相撲の歴史、大夫=力士の相撲と歌や踊りの二部構成での巡業。明治から昭和にかけての歴史。1949年に猪狩兄弟が女子プロレスを誕生させた。
〇孫麗雯のプロレス
長与千種が抱いていた同一団体の中だけでの戦い=マンネリ。ダンプ松本との試合
〇神取しのぶのプロレス
柔道からジャパンプロレスに入った。受け身の違い。ジャッキー佐藤とはじめに理想的な試合をしてしまった後悔。
〇衝突!
ギャラのことなど。
〇ガイジンたちのプロレス
今までなかったウチなる外人としてのメデューサの苦悩
〇賭けの結末
神取しのぶとジャッキー佐藤との試合。神取と長与、どちらも試合を求めていたが、できない苦悩。神取の契約問題などなど
〇麗雯の帰郷とミシェリー家のクリスマス
〇彼女たちのいま

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月27日
読了日 : 2021年6月27日
本棚登録日 : 2021年6月27日

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